L1ビザ
L1ビザは多国籍企業が社員をアメリカの子会社、支店、親会社、あるいは系列会社に
転勤させるためのビザです。
手続き
以下の2段階の手続きが必要です。
①アメリカの転勤先(雇用主)が移民局に許可を申請する。
※移民局手続きは通常アメリカの移民法弁護士事務所に依頼することに
なります。
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②移民局許可(I-797)取得後、大使・領事館でビザを申請する。
主な要件
転勤命令を出す会社とアメリカの転勤先(雇用主)との関係は親子、
支店、系列会社でなければならない。
ビザ申請者(転勤する社員)のアメリカに於ける役割は、経営に近い
管理職、或は高度な専門職であり、かつ申請者はその職責を全うする
能力を持っていなければならない。また、申請者は直近の過去3年間
のうち、1年以上アメリカ以外の関連会社での勤務歴が必要。
有効期間
①管理職 L1A 合計7年(2回の更新手続きにより)
3年+2年+2年
②専門職 L1B 合計5年(1回の更新手続きにより)
3年+2年
※営業開始後1年未満の会社(あるいは支店)の雇用に対して、
最初の許可期間は3年ではなく1年になる。
手続きに要するおよその日数
①通常申請
手続き開始後4か月程度
②特急申請
手続き開始後2か月程度
※手続き開始とは、移民局手続きを弁護士事務所に依頼した時点。
※申請の難易度、審査状況等により大きく変動します。
必要経費
公的費用及び手数料についてはこちらをご覧下さい。
家族のビザ
配偶者及び21歳未満の未婚の子供にはL2ビザが発給されます。